ライバルに差をつけるためのスキマ時間の見つけ方と活用方法!
こんにちは。現役英語教師のサーです。
みなさん、一日にどのくらい勉強していますか?
朝起きて、学校で夕方まで授業を受けて、帰宅してから寝るまでの間、しっかりと計画的に勉強時間を確保している人はどのくらいいるでしょうか?
実際、放課後も部活動や塾、アルバイトがあってあまり家では勉強していないという人が多いのではないでしょうか。
私自身も、高校生の頃ガリガリ勉強ばかりするタイプではなく、土日休まず練習をするようなハードな部活動に所属していましたので、正直なところ毎日勉強のためにまとまった時間を確保してきたわけではありません。
しかし、定期試験では上位をキープしていましたし、現在も教師の仕事をするかたわらでよくTOEICの試験を受けて、そのつどスコアアップを果たしています。
そのコツは、スキマ時間を活用することです。
ありきたりなことかもしれませんが、これが結構大切なことだと思います。
自分の中で「英語にふれない日を作らない」というルールを作り、どれだけ短い時間でも毎日英語を聴いたり読んだりするようにしています。
「ちりも積もれば山となる」と言いますし、どんなに小さな努力でも毎日コツコツ積み重ねると、いつか必ず良い結果として返ってきます。
今回は、見落としているかもしれないスキマ時間と活用方法についてお伝えします。
1 通勤・通学の時間
通勤・通学の時間は何をして過ごしていますか?
スマートフォンで音楽を聴いたり、ゲームやネットサーフィンをしたり、さまざまな過ごし方がありますね。
この時間も、立派なスキマ時間です。
私の場合、通勤中に車の中で常に英語の音声を流すようにしています。
高校生の頃も、通学中は英語の単語帳やフレーズ集の音声を聴いていました。
現在はスマートフォンの英語学習アプリなども充実してきましたね。
単に音声を聴くだけでなく、リスニング問題にチャレンジしたり、ワードチェックアプリなどで単語学習が手軽にできるようになりました。
明日から通勤・通学の時間を勉強時間にしていきましょう。
聴いている音楽を英語のリスニングに変えてください。
スマートフォンを手に取るなら、ゲームではなく英語学習アプリを立ち上げましょう。
少しの時間でも勉強しようという意識を持つことが大切です。
スキマ時間にスマートフォンを使って少しずつ英語学習をするだけでも立派な勉強になります。
2 学校の休み時間
「休み時間まで勉強したくない」という声が聞こえてきそうですね。
しかし、私は逆に「みんなが勉強していない時こそ勉強すべき」だと考えています。
ウサギとカメの童話を思い出してください。
ウサギが休んでいる間、カメは休むことなくせっせとゴールを目指し続けましたよね。
どんなに小さなことでも休まずに積み重ねていくことで、少しずつまわりと差をつけることができるのです。
私は高校生の頃、休み時間も勉強の時間だととらえ、ずっと単語帳を使って単語学習をしていました。
当時「1冊の単語帳を高2のうちに完璧に暗記する」という目標を立てていたので、休み時間も欠かさず単語帳を開いていました。
そしていざ受験生となったとき、受験に必要な単語はほぼ知っている状態からスタートしましたので、英語の勉強に関してはまわりの友達よりもかなり有利だったと思います。
コツコツ地道に努力を積み重ねることで損をすることは決してありません。
みなさんもライバルと差をつけたかったら、まず休み時間の勉強から始めてみてください。
3 何かを待っている時間
人と待ち合わせをしている時間、電車やバスを待っている時間、エレベーターを待っている時間など、一日のうちに何かを待っている時間が結構ありませんか?
その待ち時間を積極的に利用するのです。
カバンからスマートフォンをサッと取り出して、5分でも10分でも英語の勉強を積み重ねていきましょう。
もちろん自分で作った単語帳やノートを見返したりしてもいいと思います。
5分もあれば単語の1つや2つ覚えることができます。
その時間を何もせずにボーッと待つだけだと、すごくもったいないですよね。
何もしなければ長く感じる待ち時間も、勉強しながら待つと意外とあっという間に感じるというメリットもあります。
「待ち時間にはこれを勉強する」というものをひとつ決めて、常にカバンに入れておくようにしましょう。
4 スキマ時間を作り出す
「それでもスキマ時間があまり見つからない」という人は、思い切ってスキマ時間を意図的に作ってしまいましょう。
スキマ時間は誰でも簡単に作ることができます。
例えば、朝15分早く起きていつもより早めに学校に行き、勉強するというのはどうですか?
朝、まだ誰も登校していない時間帯にひとり静かな教室で勉強すると、短い時間でも案外集中できたりするものです。
すでに学校に登校しているので遅刻の心配もありませんし、朝早い時間帯に登校するとラッシュアワーや渋滞も回避できるという意外なメリットもくっついてきます。
実際、私も毎朝7時には出勤し、自由に使えるスキマ時間を作るようにしています。
たまっている仕事を片付けたり、英語の勉強をしたりして、朝の静かな時間を有効に過ごしています。
ほかの人がまだ寝ているであろう時間に勉強や仕事をすると、とても有意義な時間を過ごせたという気分にもなれます。
まさに「ウサギとカメ」のカメ状態ですね。
朝の時間の有効活用は誰でもすぐに明日からできます。
朝が苦手ですぐに早起きに切り替えられない人でも、ためしに普段より15分だけ早起きをしてみてください。
慣れてきたら30分、45分、1時間とだんだん早めていくといいですね。
そして朝のスキマ時間の勉強を習慣にしてみてください。
きっと今より充実した勉強ができるはずです。
まとめ
1日のうちのスキマ時間を有効に活用してライバルに差をつけよう!
スキマ時間は探せば必ず見つかります。なければ作り出すことも可能です。
ひとつひとつのスキマ時間は確かに短い時間かもしれませんが、5分や10分のスキマ時間も毎日積み重ねることによって膨大な時間になります。
「成績を伸ばしたい!」「ライバルを追い越したい!」「資格を取りたい!」
何か目標があるならば、行動しなければ達成することはできません。
「部活動やアルバイトで忙しいから」と言ってスキマ時間を見過ごしていると、結果ウサギのようにどんどん遅れをとってしまいます。
ここはぜひカメのようになって、毎日少しずつでも学習を積み重ねて、目標達成を目指しましょう。