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やるべきことを明確に!結果を大きく左右する試験までの過ごし方【前編】

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こんにちは、現役英語教師のサーです。
 
今回は、前編と後編に分けて
「結果を大きく左右する試験までの過ごし方」について
お伝えしようと思います。
 
 
 
誰もが避けては通れないのが試験です。
 
 
定期試験などの学校で行われる試験は、
多くの方が経験がするものだと思います。
 
 
他にも、中学入試、高校入試、大学入試など人生を左右するような重要な入学試験もあれば、
 
英検やTOEICなど、
自分の取得したい資格や検定の試験など
 
いろいろな試験がありますよね。
 
  
「この試験に卒業がかかっている!」
 
「大学への出願条件を満たすためにはこの検定に絶対に合格しないといけない!」
 
 
…などという追い詰められた状況のもとで試験を受ける人も中にはいることでしょう。
 
 
多くの人が、試験に向けて勉強したり対策を重ねたりして、しっかりと準備をして当日を迎えると思います。
 
 
けれど、どんなにしっかり準備をしたつもりでも、
 
期待通りの結果にならない場合ももちろん考えられます
 
 
「もっと勉強しておけばよかった…」
 
と後悔をしても、
 
試験が終わってしまってからでは、もうどうしようもありません。
 
 
どんな試験でも、
 
不合格だったり成績が落ちていたりというネガティブな結果を見るのはがっかりするし、とても落ち込みます。
 
 
誰だってチャレンジする試験ではベストを尽くすし、
 
努力が報われるような最良の結果を残したいですよね!
 
 
テストで満点をとって、周りの友達に「すごい!」と思われたい!
 
成績が上がればお母さんがお小遣いの額を上げてくれるかもしれない!
 
定期試験のたびに上位の成績を取っておけば受験生になったとき有利になるかもしれない!
 
 
試験でいい結果を残すことで
 
あなたが損をすることは
 
絶対にありませんよね!
 
 
むしろいいことばかりが待っているとは思いませんか!?
 
 
 
しかし、ただ単に勉強に時間をかければいい結果につながるかというと、
 
そうではありません。
 
 
試験で最良の結果を残すためには、
 
きちんとポイントをおさえた試験当日までの過ごし方を意識することが大切です!
 
 
では、試験に向けてどのような勉強の仕方をすれば
 
最も良い結果を出すことができるのでしょうか?
 
 
実は、試験まで後どのくらいの時間があるかによって、取り組み方やその内容が異なります。
 
 
 
今回は「結果を大きく左右する試験までの過ごし方」のうち、前編として
 
「試験の2週間前までの過ごし方」
 
についてお伝えしようと思います。
 
 
今回お伝えする取り組み方法は、
 
学校の定期試験だけではなく、その他の試験勉強にも応用で来ますので、
 
ぜひ参考にしてみてください!
 

1.  試験までの正確な日数を把握する

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試験当日まで残された日数を把握することからスタートです。
 
 
試験まであと残りどのくらい日があるのかを知っていなければ、
 
具体的に何に取り組むべきかはっきりしないですよね。
 
 
カレンダーで数えても構いませんが、
 
カウントダウンアプリを使えば、
 
「〜〜まで残り○○日」というような感じでスマホに残りの日数を表示することができます。
 
いつでも手軽にチェックできて便利ですよね。
 
 

2.  短期目標を立てる

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試験で成績を上げるために大事なのは、
 
短期目標を立てることです!
 
 
短期目標とは、比較的短い期間で達成できる目標のことです。
 
 
達成するまでの期間が短く、
 
なおかつ達成のハードルがそれほど高くない目標であれば、
 
毎日勉強を続けるためのモチベーションも保つことができます!
 
 
例えば
 
「1週間で単語を200個覚える」
 
「10日間で問題集の〇〇の文法を完璧にマスターする」
 
など、「短いスパン&達成が難しくない」ゴールを設定するのがポイントです!
 
 
ちなみに、
 
大学入試という試験に向けて勉強している受験生のおよそ9割が、目標を立てた上で勉強に取り組んでいるそうです!
 
 
さらにその中の半数以上が、短期目標を立てながら勉強を頑張っているというデータがあります。
 
 
短期目標は1週間単位で立てると達成しやすいと思います。
 
 
試験まで1ヶ月以上あれば、複数の目標を立てることができますね。
 
 
ひとつ目の目標から徐々に勉強内容の難易度や量を増やしていけば、
 
階段を登っていくようなイメージでどんどん自分自身の実力を伸ばしていけるでしょう!
 

3.  試験2週間前まではどんな取り組みが効果的か?

 
試験の2週間前までは
 
まだ時間的にも気持ち的にも余裕がある段階です。
 
 
試験勉強の際は、
 
次の3つのことを中心に取り組むとよいでしょう。
 

● 試験の傾向と対策を研究する

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どんな試験であれ、過去問題は必ず存在します。
 
 
まずはその過去問題を入手し、
 
出題の傾向を把握しておく
 
大変有利になります。
 
 
英検などの資格検定を受けるのであれば、
書店で過去問題集を購入しましょう!
 
定期試験に関しては、
可能なら先輩などに頼んで過去の定期試験を見せてもらうといいでしょう。
 
もしそれができない場合は、
定期試験を作る予定の先生が、過去に作った試験をチェックすることをオススメします。
 
 
例えば、「A先生が作る試験は必ずこの形式の問題が出る」など、
 
少なくとも出題のクセを分析することができます。
 
 
このように、過去問題があれば
 
具体的に何に取り組むべきなのかがわかりやすく、問題形式にもなれることができるため、
 
必ず有利になります!
 
どんな問題形式であるのかを前もって知ることで、効率的な勉強ができるようになりますね。
 
 
● 不足している知識をインプット
 

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出題の形式や傾向を把握したら、
 
次は知識のインプットをしましょう。
 
次のような流れで過去問題に取り組んでみてください。
 
 

① 過去問題を1問ずつ解く

 
まず、過去問題を解きます。
 
一度に何問も解くのではなく、1問ずつで構いません
 
ここでは自力で解けるかどうか確認することが目的です。
 
 
参考書や英和辞書など何も見ずに解くことができれば、次の2問目に進みましょう。
 
 
ここで解けなかった場合、また答えは合っていたけれど正解の自信があまりなかった場合は、
 
復習が必要ということになります!
 
解説をしっかりと読みながら、その問題を解くために必要な知識は何かを知ることが大切です。
 
 
また、知らなかった英単語があれば、
 
きちんと調べて別のノートにまとめておくなどしましょう。
 
 
② 参考書で学び直す
 
解説を読んで足りない知識が判明したら、次はその内容の学び直しをします。
 
手持ちの参考書を読み込んだり、問題集を使って基礎的な問題を解き直したりしましょう。
 
参考書などを使って学び直しをする場合、
 
インプットできていなかった知識の部分に
 
蛍光ペンなどを使ってラインを引いたり、色ペンで書き込みをしたりしておくと、
 
「間違えてしまって復習をした箇所」ということがわかりやすくなり、
 
二度目以降も効率よく復習ができます。
 
 
③ もう一度同じ問題を解く
 
そして、知識の再インプットができたら、
 
もう一度その過去問題にチャレンジします。
 
自力で解き、正解が出せるという自信がつけば
 
これで学び直し完了です!

次の問題に進み、同じ流れで過去問題に取り組んでいけばOKです。
 
 

● 英単語を覚える

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試験前にあわてて英単語を覚え直さなくてもいいように、前もって計画的に覚えるようにしましょう。
 
英単語のように暗記しなければならないものは、
 
「もう覚えたから大丈夫!」と
油断するのは禁物です!
 
 
たとえそのときは覚えられていたとしても、
 
しばらくそれから離れてしまうと、
 
ほとんどを忘れてしまっているというケースが多いのです。
 
 
その上、試験前にさらっと覚えようとしても、
 
短い期間で時間をかけずに覚えた記憶ほどすぐに忘れてしまいやすいものです。
 
暗記をするのもラクな作業ではありませんし、
時間もかけなければなりませんから、
 
 
できれば一度覚えた英単語は試験が終わってもずっと知識として覚えておきたいですよね。
 
 
そうすれば、試験ごとに英単語の語彙数を増やしていけるため、いざ受験生になったときも、あわてる必要はないというわけです!
 
 
地道にコツコツ!
 
 
すごく遠回りのような気がしますが、
 
英単語を完全に定着させるには実はこれが一番の近道なんですよ!
 
 
効果的な英単語の覚え方については、こちらの記事でもっと詳しくご紹介していますので、ぜひ参考に取り組んでみてくださいね!
 

まとめ

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いかがでしたか?
 
「試験の勉強は早めに取り組みましょう」と学校の先生からよく言われますよね。
 
しかし、何をすればよいのかはっきりしていない状態では、
 
早くから始めてもモチベーションも上がらず、あまり効果は期待できません。
 
短期目標を決め、達成したいことが明確になった状態で、今回お伝えしたような取り組みを続けてみましょう!
 
それが日々の習慣となり、
 
目標を達成するごとにやる気も高まってくるはずです。
 
次回は「試験まで2週間をきってからの勉強の仕方」についてお伝えします。