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使い方次第でみるみる成績アップ!学習効果の高いノートを作ろう

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こんにちは。現役英語教師のサーです。

 

毎日学校で授業を受けるときに欠かせないアイテムであるノート。

授業だけでなく、自分自身の勉強用としても使っている人が多いと思います。

 

みなさんはどんなノートの使い方をしているでしょうか?

 

授業では主に先生が黒板に書いたことを書き写したり、問題を解いたりして使っていると思います。

 

他にも、暗記したい単語を何度も何度も書いて覚えるために使ったり、問題集を解くときに解答を書くために使ったり

 

人それぞれいろんな使い方があると思いますが、「単に何かを書くだけ」で終わってしまってはいませんか?

 

確かに暗記のときはとにかく書いて覚えたいという人もいると思います。

 

しかし、このように暗記のために使ったノートを後で見返すことはありますか?

 

実際、ほとんど見返すことはありませんよね。

 

ノートは、使い方次第で実力アップのための強力な武器となります。

 

大学合格者の約70%が、ノートを受験勉強のアイテムとして活用していたそうです。

 

合格を勝ち取るためにも欠かせないノートですから、ぜひ日常の学習から有効活用していきたいですよね。

 

今回は高い学習効果が期待できるノートの活用方法についてお伝えします。

 

1  ノートを使う目的

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ノートを使う最大の目的は、「知識量を増やす・理解を深める・試験での正答率を上げる」ことです

 

また、そのノートを繰り返し見返して、復習に役立てます!

 

そうすることで、ポイントや要点を押さえた効率の良い学習ができます。

 

先に述べたような単語や問題の解答を「書くだけ」のノートは、確かに単語を覚えたり、問題を解く解答用紙代わりになったりと、その時は役に立っているかもしれません。

 

しかし、結局は単語を覚えたら終わり、問題の答え合わせをしたら終わり

その後、見返したりすることはありませんよね。

 

したがって、後で見返してもあまり意味のないノートは、最終的には単なる「紙の束」となってしまうのです。

 

2  効果的なノートの作り方とは?

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「知識量を増やす・理解を深める・試験での正答率を上げる」ためには、次の3種類の目的でノートを作り分けると効果的です。

 

①  要点整理ノート

 

主に英文法などの知識をインプットする際は、さらに理解を深めるために要点整理ノートを作るといいでしょう。

 

要点整理ノートとは、その名の通り参考書の要点をまとめたものです。

 

参考書にそって文法の知識を理解しようとするとき、内容があまりにも多すぎてノートにまとめる作業を省いてしまう人もいます

 

しかし、ノートにまとめる作業は省略してはいけません!

 

理解したい内容は絶対に自分の手でノートにまとめることをおすすめします!

 

目で参考書の文字を追うだけではなく、手で書くという作業をプラスすることによって、頭に残りやすくなるからです。

 

しかし、丸写しはもちろん効果はありません!

 

必ず自分の言葉を使ってノートにまとめることを意識してください。

 

いったん頭で理解した内容を自分の言葉でまとめ直すことによって、理解をさらに深めることができ、記憶に残りやすい知識となります。

 

参考書などは、たいてい重要ポイント部分の説明は太字になっていたり、文字の色が黒以外になっていたりするなど、何らかの形で強調されています。

 

その部分の例文や説明文をノートに書き写すだけでなく、大事だと思うところに吹き出しなどのイラストをつけてコメントを書き加えたりすでに前に習っている知識と関連づけたりして、後で自分自身が見つけやすいようにしておくと良いと思います。

 

後に見返す自分に対して「大事なポイントはここ!」と教えてあげるつもりで要点を整理していきましょう。

 

②  弱点ノート

 

問題を解いた後、答え合わせだけで終わってしまっていませんか?

 

解いて復習もせずに放置していては、また同じ間違いを繰り返してしまうかもしれません。

 

弱点ノートとは、そのような解けなかった問題を集めたノートのことです。

 

問題を解いた後や、定期試験、模擬試験を受けた後は、弱点ノート作りに取り組みましょう。

 

解いた問題の中で間違った問題をピックアップします。できれば、その問題をコピーしてノートに貼り付けておきましょう。

 

英文の日本語訳や問題を解く際の注意点をノートに書きながら、自分自身がどこで間違ってしまったのかを把握するようにします。

 

「なぜ間違ってしまったのか?」その原因を追求してください。

 

例えば、長文問題の中で読めなかった英文があった場合、何が読めなかった原因なのかを探ってみましょう。

 

単語の意味がわからなかったことが読めなかった原因であれば、わからなかった単語を調べて1ヵ所にまとめて書いておきます。

 

そうすれば、弱点だった単語がひと目でパッと復習できます。

 

また、文法問題で解き間違えたものに対しては、文法の何が理解不足だったのかを把握します。

 

参考書や自分自身の要点整理ノートに戻り、十分に理解できるまで見返してください

 

③  暗記ノート

 

英単語を覚えるときに、どうしても覚えにくい単語や意味がすぐに思い出せないものはありませんか?

綴りや意味が似ていて紛らわしい単語もたくさんありますよね。

 

自分自身の苦手な単語をまとめるノートが暗記ノートです。

そのような単語を1冊にまとめておくと、重点的に効率よく単語を覚えることができます

 

暗記したい部分を赤やオレンジのペンで書いておくと、暗記用の赤シートで隠すこともできますね。

 

自分だけのオリジナル単語帳を作るという感じです。

 

ノートは小さめのものを選びましょう。

そうすればいつでも持ち歩くことができ、スキマ時間にカバンから取り出して単語の勉強ができます。

 

 

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まとめ

 

いかがでしたか?

 

確かに、ノートを作るという作業は時間も労力もかかりますから、簡単なことではありません。

しかし、かけた時間と労力の分、結果となって自分に返ってくるはずです。

 

勉強には欠かせないノートですから、有効に活用すればさらに成績アップも期待できます。

 

これらのノートの効果を最大限に引き出すには「復習を意識する」ことがポイントです。

 

例えば、模擬試験などの直前にこれらのノートを見返せば、文法の要点確認やもう一度見返しておきたい単語をいっぺんに復習することができるので、非常に効率的です。

 

また、時間をかけて丁寧に作ったノートですから、愛着も湧いてモチベーションも上がるのではないでしょうか?

 

作り方次第では、参考書よりも役立つ内容の詰まったオリジナルノーが出来上がるかもしれません。

 

上手に使いこなし、学習に役立てていきましょう!