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センター試験英語筆記198点をとった教え子も取り組んだ「英語の偏差値20アップを目指す勉強法」をお伝えしています!

英語学習の効率を上げる最強アイテム電子辞書を活用しよう!

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こんにちは!

元高校英語教師のサーです!

 

英語の勉強をしていると、長文を読むときや、学校の授業の予習など、辞書が必要になる場面は日常にたくさんありますよね!

 

単語は「わからない」と思ったそのときに、

辞書を引いて意味を調べるのが一番脳に吸収されやすいんです!

 

わからないところがあっても、それをほったらかしにしていると、

そのうちわからなかったことすら忘れてしまい…

 

せっかくの学習の機会を自ら手放してしまうことになってしまいます…

 

でも、使っているのが紙の辞書だと、

引っ張り出すのが面倒で、

 

「また後でいいかな…」と

 

結局ほったらかしで意味調べもせずに終わってしまうのです。

 

でもそんなとき、

サッと手軽に取り出して意味調べができる電子辞書があれば、

 

いっさい面倒なこともなく、調べたい時にいつでも簡単に調べられるため、

 

単語を覚えるチャンスも逃さずに済みますよね!

 

でも、電子辞書って高価なイメージがある…

 

確かにそれもわかります!

 

「お母さんの紙の辞書があればそれでいいかな…」

 

「学校では辞書がなくても授業は平気だし」

 

「家で使える紙の辞書があれば大丈夫!」

 

こんなふうに、紙の辞書で十分だと思っている方は、

 

実はとっても損をしています!

 

最後まで読めば、

電子辞書はお値段以上の価値があると理解していただけるはず!

 

今回は、あなたはまだ知らない電子辞書の世界を、愛用歴10年以上の私が隅から隅までご紹介しようと思います!

 

 

1.圧倒的時間短縮が可能!

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電子辞書は、

 

調べたい単語のスペルをキーボードに打ち込むだけで、

 

すぐに単語を探すことができます!

 

 

一方で、紙の辞書だと、

 

アルファベットの順番をたどって、ペラペラめくりながら単語を探さなくてはいけませんから、とにかく時間がかかります!

 

慣れていない人だと、目当ての単語を見逃すこともしばしば…

「ないよ〜ないよ〜」とページを行ったり来たり…

 

 

そんなことを続けていると、

 

英語の勉強をする以前に、単語を辞書の中から探す作業で日が暮れてしまいそうですよね…

 

 

そこで電子辞書を活用すると

 

一瞬で単語が表示されるため、圧倒的時間の短縮につながります!

 

しかも、その浮いた時間を他の教科の勉強に充てることもできますよね!

 

勉強の効率を上げるための最強アイテムだと言えます!

 

2.圧倒的軽さ&コンパクトサイズ

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中高生はただでさえ学校の荷物が多いので、

 

その上あの重量感のある紙の辞書なんて持ち運ぶことはできません!

 

それに、家以外の場所、

 

例えばスタバとかのカフェで勉強したいときだってありますよね!

 

そんなとき、

どこにでも手軽に持ち運べる電子辞書があれば、

 

重さやサイズなんて気にせずバッグの中に入れて携帯することができます!

 

スタバでカフェラテやフラペチーノを片手に、ノートと筆記用具と電子辞書をそろえて勉強するなんて…

 

とってもおしゃれで学習もはかどりそう!

 

分厚くてどっしりした紙の辞書のレトロ感もいいですが、電子辞書のスタイリッシュな外見も魅力です!

 

 

 

3.辞書や参考書の豊富な収録数

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高価なだけあって、

あのコンパクトな機械の中には

 

実にさまざまな辞書が書店並みにそろっています!

 

英語関連の辞書だけでも、

英和・和英・英英辞書と、バリエーションも豊富!

 

 

そして英語だけでなく、

 

国語辞典、古語辞典、漢字辞典など国語関連のものもひと通りそろっていて、

 

その上、数学や理科の公式集、歴史の用語集まで収録されています!



ここまで5教科そろっていると、

 

周りのライバルに差をつけるためにも、受験生は絶対に持っておかないといけませんよね!

 

 

そして、機械ならではのスペシャル機能も!

 

ひとつの辞書から別の辞書へリンクさせたり、複数の辞書から横断的に検索することさえ可能です!

 

すばやく単語の意味を探せるだけでも重宝するのに、さらにこんな付加価値までついているなんて!

 

電子辞書を普段の学習に役立てれることができれば、

 

「わからないよー!」と頭を抱えて詰まってしまい、勉強のやる気も一気に低下する…

 

なんて事態も避けられますよね!

 

 

 

まとめ

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もちろん、紙の辞書にも良さやメリットはありますので、

中には紙の辞書を愛用されている方もいらっしゃると思います!

 

でも、電子辞書には紙の辞書と同じ内容のものが収録されているので、実質中身に差はほとんどありません!

 

むしろ、英語以外の辞書や参考書も豊富に収録されているから、

 

電子辞書を使った方が値段的にも時間的にも

お得に決まっています!

 

✔︎紙をペラペラめくって単語を探す時間を短縮!

✔︎正確な発音を実際に聴いて確かめられる!

✔︎関連した例文や熟語も一瞬で検索できる!

✔︎持ち運びに便利な軽量&コンパクトなサイズ!

 

こんなふうに、

圧倒的に紙の辞書よりも効率よく英語学習に役立てることができます!

 

英語の偏差値をアップさせたい中高生にとって、

電子辞書は絶対に持っておくべき最強効率アイテムです!

 

やるべきことを明確に!結果を大きく左右する試験までの過ごし方【前編】

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こんにちは、現役英語教師のサーです。
 
今回は、前編と後編に分けて
「結果を大きく左右する試験までの過ごし方」について
お伝えしようと思います。
 
 
 
誰もが避けては通れないのが試験です。
 
 
定期試験などの学校で行われる試験は、
多くの方が経験がするものだと思います。
 
 
他にも、中学入試、高校入試、大学入試など人生を左右するような重要な入学試験もあれば、
 
英検やTOEICなど、
自分の取得したい資格や検定の試験など
 
いろいろな試験がありますよね。
 
  
「この試験に卒業がかかっている!」
 
「大学への出願条件を満たすためにはこの検定に絶対に合格しないといけない!」
 
 
…などという追い詰められた状況のもとで試験を受ける人も中にはいることでしょう。
 
 
多くの人が、試験に向けて勉強したり対策を重ねたりして、しっかりと準備をして当日を迎えると思います。
 
 
けれど、どんなにしっかり準備をしたつもりでも、
 
期待通りの結果にならない場合ももちろん考えられます
 
 
「もっと勉強しておけばよかった…」
 
と後悔をしても、
 
試験が終わってしまってからでは、もうどうしようもありません。
 
 
どんな試験でも、
 
不合格だったり成績が落ちていたりというネガティブな結果を見るのはがっかりするし、とても落ち込みます。
 
 
誰だってチャレンジする試験ではベストを尽くすし、
 
努力が報われるような最良の結果を残したいですよね!
 
 
テストで満点をとって、周りの友達に「すごい!」と思われたい!
 
成績が上がればお母さんがお小遣いの額を上げてくれるかもしれない!
 
定期試験のたびに上位の成績を取っておけば受験生になったとき有利になるかもしれない!
 
 
試験でいい結果を残すことで
 
あなたが損をすることは
 
絶対にありませんよね!
 
 
むしろいいことばかりが待っているとは思いませんか!?
 
 
 
しかし、ただ単に勉強に時間をかければいい結果につながるかというと、
 
そうではありません。
 
 
試験で最良の結果を残すためには、
 
きちんとポイントをおさえた試験当日までの過ごし方を意識することが大切です!
 
 
では、試験に向けてどのような勉強の仕方をすれば
 
最も良い結果を出すことができるのでしょうか?
 
 
実は、試験まで後どのくらいの時間があるかによって、取り組み方やその内容が異なります。
 
 
 
今回は「結果を大きく左右する試験までの過ごし方」のうち、前編として
 
「試験の2週間前までの過ごし方」
 
についてお伝えしようと思います。
 
 
今回お伝えする取り組み方法は、
 
学校の定期試験だけではなく、その他の試験勉強にも応用で来ますので、
 
ぜひ参考にしてみてください!
 

1.  試験までの正確な日数を把握する

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試験当日まで残された日数を把握することからスタートです。
 
 
試験まであと残りどのくらい日があるのかを知っていなければ、
 
具体的に何に取り組むべきかはっきりしないですよね。
 
 
カレンダーで数えても構いませんが、
 
カウントダウンアプリを使えば、
 
「〜〜まで残り○○日」というような感じでスマホに残りの日数を表示することができます。
 
いつでも手軽にチェックできて便利ですよね。
 
 

2.  短期目標を立てる

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試験で成績を上げるために大事なのは、
 
短期目標を立てることです!
 
 
短期目標とは、比較的短い期間で達成できる目標のことです。
 
 
達成するまでの期間が短く、
 
なおかつ達成のハードルがそれほど高くない目標であれば、
 
毎日勉強を続けるためのモチベーションも保つことができます!
 
 
例えば
 
「1週間で単語を200個覚える」
 
「10日間で問題集の〇〇の文法を完璧にマスターする」
 
など、「短いスパン&達成が難しくない」ゴールを設定するのがポイントです!
 
 
ちなみに、
 
大学入試という試験に向けて勉強している受験生のおよそ9割が、目標を立てた上で勉強に取り組んでいるそうです!
 
 
さらにその中の半数以上が、短期目標を立てながら勉強を頑張っているというデータがあります。
 
 
短期目標は1週間単位で立てると達成しやすいと思います。
 
 
試験まで1ヶ月以上あれば、複数の目標を立てることができますね。
 
 
ひとつ目の目標から徐々に勉強内容の難易度や量を増やしていけば、
 
階段を登っていくようなイメージでどんどん自分自身の実力を伸ばしていけるでしょう!
 

3.  試験2週間前まではどんな取り組みが効果的か?

 
試験の2週間前までは
 
まだ時間的にも気持ち的にも余裕がある段階です。
 
 
試験勉強の際は、
 
次の3つのことを中心に取り組むとよいでしょう。
 

● 試験の傾向と対策を研究する

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どんな試験であれ、過去問題は必ず存在します。
 
 
まずはその過去問題を入手し、
 
出題の傾向を把握しておく
 
大変有利になります。
 
 
英検などの資格検定を受けるのであれば、
書店で過去問題集を購入しましょう!
 
定期試験に関しては、
可能なら先輩などに頼んで過去の定期試験を見せてもらうといいでしょう。
 
もしそれができない場合は、
定期試験を作る予定の先生が、過去に作った試験をチェックすることをオススメします。
 
 
例えば、「A先生が作る試験は必ずこの形式の問題が出る」など、
 
少なくとも出題のクセを分析することができます。
 
 
このように、過去問題があれば
 
具体的に何に取り組むべきなのかがわかりやすく、問題形式にもなれることができるため、
 
必ず有利になります!
 
どんな問題形式であるのかを前もって知ることで、効率的な勉強ができるようになりますね。
 
 
● 不足している知識をインプット
 

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出題の形式や傾向を把握したら、
 
次は知識のインプットをしましょう。
 
次のような流れで過去問題に取り組んでみてください。
 
 

① 過去問題を1問ずつ解く

 
まず、過去問題を解きます。
 
一度に何問も解くのではなく、1問ずつで構いません
 
ここでは自力で解けるかどうか確認することが目的です。
 
 
参考書や英和辞書など何も見ずに解くことができれば、次の2問目に進みましょう。
 
 
ここで解けなかった場合、また答えは合っていたけれど正解の自信があまりなかった場合は、
 
復習が必要ということになります!
 
解説をしっかりと読みながら、その問題を解くために必要な知識は何かを知ることが大切です。
 
 
また、知らなかった英単語があれば、
 
きちんと調べて別のノートにまとめておくなどしましょう。
 
 
② 参考書で学び直す
 
解説を読んで足りない知識が判明したら、次はその内容の学び直しをします。
 
手持ちの参考書を読み込んだり、問題集を使って基礎的な問題を解き直したりしましょう。
 
参考書などを使って学び直しをする場合、
 
インプットできていなかった知識の部分に
 
蛍光ペンなどを使ってラインを引いたり、色ペンで書き込みをしたりしておくと、
 
「間違えてしまって復習をした箇所」ということがわかりやすくなり、
 
二度目以降も効率よく復習ができます。
 
 
③ もう一度同じ問題を解く
 
そして、知識の再インプットができたら、
 
もう一度その過去問題にチャレンジします。
 
自力で解き、正解が出せるという自信がつけば
 
これで学び直し完了です!

次の問題に進み、同じ流れで過去問題に取り組んでいけばOKです。
 
 

● 英単語を覚える

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試験前にあわてて英単語を覚え直さなくてもいいように、前もって計画的に覚えるようにしましょう。
 
英単語のように暗記しなければならないものは、
 
「もう覚えたから大丈夫!」と
油断するのは禁物です!
 
 
たとえそのときは覚えられていたとしても、
 
しばらくそれから離れてしまうと、
 
ほとんどを忘れてしまっているというケースが多いのです。
 
 
その上、試験前にさらっと覚えようとしても、
 
短い期間で時間をかけずに覚えた記憶ほどすぐに忘れてしまいやすいものです。
 
暗記をするのもラクな作業ではありませんし、
時間もかけなければなりませんから、
 
 
できれば一度覚えた英単語は試験が終わってもずっと知識として覚えておきたいですよね。
 
 
そうすれば、試験ごとに英単語の語彙数を増やしていけるため、いざ受験生になったときも、あわてる必要はないというわけです!
 
 
地道にコツコツ!
 
 
すごく遠回りのような気がしますが、
 
英単語を完全に定着させるには実はこれが一番の近道なんですよ!
 
 
効果的な英単語の覚え方については、こちらの記事でもっと詳しくご紹介していますので、ぜひ参考に取り組んでみてくださいね!
 

まとめ

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いかがでしたか?
 
「試験の勉強は早めに取り組みましょう」と学校の先生からよく言われますよね。
 
しかし、何をすればよいのかはっきりしていない状態では、
 
早くから始めてもモチベーションも上がらず、あまり効果は期待できません。
 
短期目標を決め、達成したいことが明確になった状態で、今回お伝えしたような取り組みを続けてみましょう!
 
それが日々の習慣となり、
 
目標を達成するごとにやる気も高まってくるはずです。
 
次回は「試験まで2週間をきってからの勉強の仕方」についてお伝えします。

難しい単語もこれで覚えられる!覚えた単語を忘れにくくする勉強法!

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こんにちは。現役英語教師のサーです。

 

今回は覚えた英単語を忘れにくくする効果的な単語学習法についてお伝えします。

 

英語の勉強をしていて、誰もが避けては通れないのが、英単語の学習ですよね。

 

大学受験で戦うためには、

最低でも4000〜6000語の英単語を覚えておく必要があると言われています。

 

英単語の中には、スペルが長くて複雑で発音も難しい単語がたくさんあります。

 

それに、ひとつの単語でも数え切れないほど多くの異なる意味を持っている単語も少なくありません。

 

「この単語の意味さえわかっていれば、この問題解けたのになぁ…」

 

という悔しい思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

もしくは、

 

ちゃんと覚えていたのに、試験の時になったら意味をド忘れしてしまっていた!

 

…なんて経験もありませんか?

 

私も、何度そのような経験をしたことか…

 

今でも時々、覚えていたはずの英単語の意味が出てこなかったりする時があります。

 

単語が原因で間違えたときって、なぜか普通に問題を間違えるよりも悔しい思いをするんですよね…

 

「人間は忘れる生き物」と言われていますから、

忘れることはある意味仕方のないことなのかもしれません。

 

けれど、時間と労力をかけてせっかく覚えたことだから、できるだけ忘れないようにしたい!

 

そんなあなたに、今回お伝えする単語の勉強方法をぜひ実践してもらいたいと思います!

 

ただやみくもに覚えるよりも、きっと違いを実感できるはずです!

 

1 英単語を覚えるために必要なこととは?

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例えば、「近々単語の小テストがある」と仮定しましょう。

 

あなたはどんな方法で単語を勉強しますか?

 

多くの高校生が、赤シートで単語や意味を隠しながら必死で暗記しようとするのではないでしょうか?

 

確かに、赤シートで隠す方法はテストの直前でも短時間で効率よく確認できるので良い方法だと思います。

 

しかし、ここに落とし穴があります!

 

この「赤シートで英単語を隠す」というのは、あくまでも確認作業でしかありません。

 

この方法だけでテスト前は暗記できたとしても、実質的には「覚えたつもり」になっているだけ…

 

小テストが終わればあっさり忘れてしまうのです。

 

暗記することだって、楽な作業ではありませんよね。

 

時間と労力をかけて暗記をしたのに、あっさり忘れてしまって、またいつか覚え直さなくてはならないなんて、なんだかむなしいと思いませんか?

 

せっかく覚えたのなら、いっそのことその後も忘れずに知識として記憶に定着させられるような勉強がしたいですよね。

 

ここでぜひ取り入れてもらいたいのが、

書くという作業です!

 

中にはすでに「書いて覚えているよ!」という方もいると思います。

 

けれど、「書いて覚える」方法にもちょっとしたコツがあるんですよ。

 

2 英単語を忘れにくくするための3つのコツ!

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まず、次のものを用意してください。

 

● 書いて覚える用のノート

どんなサイズのノートでも構いません。

とにかく「書いて覚える」ためのノートです。

 

書き味が好みのものやコスパの良いものを選ぶといいでしょう。

 

● 覚えにくい単語をまとめるノート

どうしても覚えられない「相性の悪い単語」ってありますよね。

 

そんな単語をまとめておいて、定期的に見返しができるあなた専用の弱点英単語ノートを作りましょう。

 

● 筆記用具(赤ペンや蛍光ペン

いつも使っているもので構いません。

 

赤ペン(オレンジ色もOK)は必ず準備してください!

 

色ペンや蛍光ペンなどを使えば、重要度に合わせてあなたの好きな色で色分けができるので、さらに見やすい英単語ノートが作れます!

 

 

では、実際に忘れにくくするにはどのような方法が効果的なのか、そのコツを説明していきましょう!

 

① いったん書き出す

 

覚えたい単語ひとつひとつを、いったん覚える用のノートに書き出してみましょう。

 

スペル意味はもちろん、その単語を使った例文活用形など、

 

その単語についてあなたが重要だと思うことを書き出してみるのです。

 

「え?ノートに書くの?めんどくさい」と思われるかもしれませんが、

 

せっかく覚えた単語を忘れてしまって、また覚え直さなければならない方がもっとめんどくさいですよね。

 

「書く」という作業によって、書きながらその単語について理解することができ、頭に残りやすくなります。

 

単語ひとつひとつを書いていく過程において、単語そのものに集中することもできますので、すぐには忘れない記憶として定着していくのです。

 

② 発音練習しながら書く

 

いくらスペルを書きまくっても、その単語の正しい発音が身についていなければ、効果的とは言えません。 

 

単語を覚えるのが苦手な中学生や高校生って、よくローマ字読みして無理矢理覚えようとするんですよね。

 

これはその場限りの一時的な記憶でしかなく、一番よくありません。

 

語呂合わせのような覚え方でスペルを覚えたとしても、

正しい発音の仕方がわかっていなければ、そのスペルも意味も長い間は頭に残らず消えていきます。

 

本当に単語をしっかりと定着させたければ、

その単語の正しい発音の仕方を確認して、発音練習をしながらノートに書きましょう!

 

つぶやきながら書くというのがポイントです。

 

この「つぶやき」があるかないかで定着度合いが大きく変わってきますので、

 

単語を覚えるときはぜひつぶやきながら書く」を実践してくださいね!

 

③ 苦手な単語をまとめる

 

書いて覚えたら、次は確認の段階に入ります。

 

確認作業では、赤シートを使ってください。

赤シートで英単語を隠しながら、覚えられているかどんどん確認していってください!

 

ここで覚えられていればいいのですが、

中にはどうしても覚えられず、何度も何度もつまずいてしまう単語もあると思います。

 

それらの単語をノートにまとめ、

あなたの弱点をまとめた単語ノートを作りましょう!

 

そうすれば、 

苦手な単語を効率よく覚え直すことができます!

 

ここで、私のオススメのまとめ方をご紹介します!

 

● 単語帳と同じような構成にする

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このような感じで、

ノート左側に赤色(またはオレンジ色)で英単語意味を書き、

ノート右側にその単語の活用例文などを書きます。

 

単語帳と同じような構成で作っておくと、

赤シートを使って意味やスペル確認ができるのでオススメです!

 

● 重要度によって色分けする 

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中でも特に苦手で、スペルが覚えにくかったりする単語がありますよね。

 

また、使い方に特徴がある単語もあります。

 

注意が必要な単語については、

色ペンや蛍光ペンなどの目立つ色でラインをひいておきましょう!

 

そうすれば、試験直前などの時間がないときでも、

どの単語を入念に見返すべきかパッと一目でわかりますよね!

  

3 毎日同じ単語を反復する

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例えば、5日間で100語の単語を覚えなければならないとします。

 

次の方法のうち、どちらがより効果が高いと思いますか?

 

① 1日20語ずつに分けて少しずつ覚えて、5日間で100語覚える。

② 1日100語を5日間繰り返す。

 

中高生の中には①のやり方で単語学習をしている人も多いかもしれません。

 

しかし、実際に定着しやすいのはなのです。

 

冒頭でも述べましたように、

「人間は忘れる生き物」です。

 

今覚えたことも、

1時間後にはその内容の半分近くを忘れてしまっていると言われています。

 

これは一般的な人間の脳の構造ですので仕方ありません。

 

しかし、

思い出すことを繰り返すことによって、

覚えたことが忘れにくい記憶として定着していきます。

 

1日に覚える量が少ない方が覚えるのは楽かもしれません。

 

ですが、結局その翌日はまた新しい20語を覚えなければならないので、

 

前日覚えた20 語を思い出すことなく、

翌日また翌日と、復習をしないままどんどん先に進んでいくことになります。

 

5日目の20 語を覚える日には、

1日目の20語なんて遠い昔のあいまいな記憶…

 

ということになってしまうのです。

 

一方で、②の1日100語を毎日覚える方法は、

1回に学習する語数が多く、

最初は大変かもしれません。

 

しかし、

毎日すべての単語にふれるわけですから、

毎日すべての語の復習ができるということにもなります。

 

たとえ1日目〜2日目に覚えられない単語がたくさんあったとしても、

 

5日間同じ100語を見て、発音して、意味を確認するという勉強を繰り返せば、

 

日に日に覚えた単語が増えていくはずです。

 

単語が定着するまでは、とにかく

毎日欠かさずその単語にふれることを大事にしてください。

 

赤シートを活用しながら暗記確認を繰り返し、

「覚えたい単語を目にしない日」を作らないようにしましょう!

 

ちなみに私が受験生だったとき、

トイレやドアなど家中に覚えたい単語を書いた紙を貼りまくりました!

 

こうすれば、イヤでも単語を目にすることができますよね。

家族には少々嫌がられますが…(笑)

 

 

まとめ

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いかがでしたか。

 

確かに単語を覚えることは大変です。

 

大学入試や資格試験となると、一段と高いレベルの単語が求められます。

 

しかし、語彙力を増やすことで、読める英文・聴ける英文の幅が広がり、

ライティングやスピーキングの表現も豊かになります。

 

語彙力アップが、四技能すべてのスキルアップにつながるということを忘れないでください!

 

1語でも多くの単語を定着させ、ストレスなく英文の読み書きができるようになりましょう!

英文の作り方を基礎から徹底解説!過去の疑問文と否定文を作ってみよう!【ここで差がつく!文法解説シリーズvol.8】

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こんにちは。現役英語教師のサーです。

 

前回は過去形の英文の作り方についてお伝えしました。

 

elle-1103.hatenablog.com

 

今回は、過去の疑問文と否定文を作ってみましょう。

 

疑問文と否定文は、相手に何かを質問したり、否定したりするときの英文ですね。

 

過去形だと、疑問文「〜しましたか」否定文「〜しませんでした」という意味の英文となります。

 

あまり意識はしていないかもしれませんが、日本語においてもこの疑問文・否定文は日常生活によく用いている文の種類ですね。

 

これは英語も同じです。意識して探してみると、いろんなところに疑問文・否定文が使われていることに気づくと思います。

 

長文問題や文法問題の中にももちろん登場しますが、特に会話形式のリスニング問題で疑問文と否定文はたくさん使われています。

 

皆さんの学校の定期試験にもリスニングの問題があると思いますが、英語検定などの資格検定試験にもリスニングはもれなく出題されています。

 

そして、2021年に始まる大学入学共通テストリスニングの配点が100点となり、大学入試においても徐々にリスニングの重要性が高まってきています。

 

これらのリスニング問題において、相手に何かを質問する形の会話の問題は定番中の定番で、ほぼ間違いなくその会話の中には疑問文が含まれていると考えられます!

 

疑問文と否定文の作り方が理解できていなければ、当然それらの聞き分けができない可能性がありますので、リスニングの試験の点数に大きく影響してしまいます。

 

現在の疑問文・否定文に加えて、過去の疑問文・否定文もしっかりと理解して作れるようになれば、聞き取りもできるようになります

 

では、疑問文と否定文の作り方を見ていきましょう。

 

1  過去形の疑問文の作り方

 

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過去の疑問文の作り方も、現在の疑問文の作り方とそれほど違いはありません。

 

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まず、主語の前にDidをつけます。

 

過去の英文においては、主語によって動詞が影響を受けなかったのと同様に、疑問文でも先頭につける語を主語によって変化させる必要はありません

 

どんな主語であっても、過去形の疑問文は文頭にDidを置いてください

 

主語の後に続く動詞は元の形のまま置いてください。

 

そして最後に?マークをつけると「〇〇は〜しましたか」の疑問文が完成します。

 

動詞を元の形で用いること最後に?マークをつけることは現在の疑問文を作るときと同じです。

 

主語によってDo /Doesを使い分ける必要がないので、過去形の方がシンプルですね。

 

2「〇〇は〜しましたか」の英文を作ってみよう

 

では、実際に過去の英文を作ってみましょう。今回も、手元に紙とペンを用意してくださいね。

 

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「あなたは昨日彼女と昼食を食べましたか」

 

この日本語を英語に書き換えてみましょう。

 

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昨日の出来事をたずねていますので、過去形の疑問文ですね。

 

では、答えを確認しましょう!

 

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過去の疑問文はDidを先頭に置き、その次に主語である「あなた」と「〜を食べる」の動詞を置きます。

 

「〜を食べる」はeatの動詞を使いましょう。

 

eatの過去形はedをつけるタイプではなく、ateという形に変化して過去形を作るタイプの動詞です。

 

しかし、この文は疑問文ですので、過去形にせずに元の形であるeatのままで置いて下さいね。

 

そして最後に?マークが抜けていないかも確認しておきましょう!

 

3  過去形の否定文の作り方

 

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過去の否定文の作り方も、現在の疑文の作り方とそれほど違いはありません。

 

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過去の否定文の作り方も、現在の否定文の作り方と同じように、動詞の前に否定の言葉を置きます

 

過去の英文の場合、動詞の前にdid notをつけると否定文となります。

 

動詞の形は過去形にせず、元の形のまま置いてください。

 

これで、「〇〇は〜しませんでした」の否定文が完成します。

  

否定文においても、主語のグループを気にする必要はなく、どんな主語であっても過去の否定文はdid notを用いて作ることができます。

 

そして、動詞は元の形のまま置いてください。

 

なお、did notの短縮形didn’tもよく用いられますので、覚えておくといいでしょう。

 

動詞を元の形で用いることとその動詞の前にdid notを置くことで、否定文は完成します。

 

現在の英文のように、主語によってdo not / does notを使い分ける必要がないので、否定文の作り方も過去形の方がシンプルですね。

 

4  「〇〇は〜しませんでした」の英文を作ってみよう

 

では、実際に過去の否定文を作ってみましょう。

 

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「私の母は昨晩夕食を作りませんでした。」

 

先ほどお伝えしたポイントに気をつけながら、英作してみましょう!

 

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 では、答え合わせです。

 

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否定文の先頭は主語である「私の母」からスタートします。

 

その後には、どんな主語でも動詞の前にdid not(または短縮形didn’t)の否定の言葉を置き、その後に動詞を元の形のまま置きましょう。

 

この文では動詞は「(料理など)を作る」のcookを用いるといいですね。

 

cookは語尾にedの形をつけたcookedが過去形ですが、否定文は元の形であるcookのままおいてくださいね。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

現在の英文だけでなく、過去の英文でも疑問文・否定文が作れるようになりましたね。

 

現在の英文ほど気をつけるポイントが多いわけではありませんが、やはり慣れるまではうっかり間違えてしまうものです。

 

元の形のまま動詞を置く」など、英文を作るときに気をつけるべきポイントをひとつひとつ確認しながら、ミスを確実に減らしていきましょう!

 

そしてたくさん練習を重ねていけば、ミスすることなくスラスラと過去形の疑問文や否定文が作れるようになるでしょう!

 

過去形の疑問文や否定文をしっかりとマスターしておけば、長文問題や文法問題はもちろんのこと、特にリスニングや英作文でその効果が実感できるはずです!

動詞完全マスターへの道!表現の幅が一気に広がる!過去の英文を作ってみよう!【ここで差がつく!文法解説シリーズvol.7】

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こんにちは。現役英語教師のサーです。

 

これまで、基本的な英文の作り方をお伝えしてきました。

 

elle-1103.hatenablog.com

 

単語を並べる順番とか、動詞の形を変えるとか、日本語と違うところがあって最初は戸惑ってしまいますよね。

 

でも、これらの成り立ちがしっかりと理解できていれば、それをベースに他にもいろんな英文が作れるようになるんですよ。

 

今回は過去のことについて述べるときの英文を作る時のポイントをお伝えしようと思います。

 

過去の英文は、現在ことを述べる英文と並んでよく文に登場します。

 

例えば長文問題で、物語のような英文が出題されているのを目にしたことはありませんか?


物語といえば、日本昔話を思い出してみてください。「ある日、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでおりました…」というような感じで、過去のことを振り返りながら話しているような文章になっているんです。

 

英文も同じで、「あのとき…」と振り返っているということは、つまりそれは全て過去のことを述べている英文なのです。

 

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これまでのセンター試験でも、毎年のように物語調の長文問題が出題されていました。

 

これからの大学入学共通テストにおいても「ホームステイなどの個人の経験を述べる英文」が出題されることになっています。これももちろん過去の英文で書かれています。

 

また、英語検定の英作文ではあるテーマに対する自分の意見を書くように求められるのですが、その英作文に具体的に自分が体験したことを書きたいとき、もちろん過去の英文が作れなければ書けないですよね。

 

このように、現在の英文と同じくらい過去の英文は重要度が高いのです。

 

でもその分、読んだり書いたりできるようになると、英語が理解できたり英語を使って表現できたりする範囲が一気に広がりますよ!

 

では、過去の英文の作り方を見ていきましょう!

 

1  過去の英文の基本

 

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過去の英文「〇〇は〜しました」は、動詞の形を過去形に変えるだけで完了です。

 

過去の英文といっても、基本の構造自体は現在の英文と全く同じです。

 

現在の英文のように、主語のあとは動詞を置くというルールは同じで、動詞の形を過去の形に変えてあげるだけで完成するのです。

 

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現在の英文を作るとき、主語に置かれた名詞のグループや数に気をつけながら動詞の形を変えましたよね。

 

実は過去の英文では、主語をいっさい気にしなくて構いません!

 

どんな主語がきても、動詞を全て過去形にすればいいだけなのです。

 

主語に気をつけなくていいという点では、過去形の方が作り方はシンプルですね。

 

2  動詞を過去形に変化させるには

 

動詞を過去形に変化させる方法が2パターンあります。

 

まずは、下の図を見てください。

 

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どちらに変化させるのかは動詞によって決まっています。

 

中学校1年生で出てくる簡単な英単語でも、単純に語尾にedをつけるだけのものもあれば、goのように形が丸ごと変わってしまう単語もあります。

 

どの動詞がどのパターンで変化するのかは、規則性などがあるわけではなく、それぞれの動詞によって決まっているので、これは少しずつでも覚えていく必要があります。

 

過去形の英文は、主語を気にしなくていい代わりに、動詞の変化に慣れるのが大変だったりします。

 

誰にとっても過去形を覚えるのは結構大変なことで、私自身もすんなり覚えられたわけではありませんでした。

 

ここで、私が動詞の過去形を覚えた時のポイントをお伝えします!

 

①  例外のものから先に覚える

 

edをつけて過去形にする動詞の方が圧倒的に数が多いので、形を変えて過去形を作る動詞は例外的な変化ということになりますよね。

 

edをつける動詞なのか形を変える動詞なのかをひとつひとつ覚えていくよりも、先に例外の動詞、つまり形を変えなければならない動詞を中心に覚えることにしました。

 

丸ごと変化が必要な動詞を先に覚えてしまえば、「それに該当しない動詞はedをつける」というような感じで変化させるものとedをつけるもので区別がつけられるようになるので、結構ラクに覚えることができました。

 

…と言っても、丸ごと変化する動詞も結構たくさんあるので、一気に覚えようとすると大変です。

 

簡単な動詞でよく出てくるものピックアップしてまとめていますので、まずはこれから覚えましょう。

 

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②  正しい発音を確認する 

 

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教科書の巻末付録に一覧表がついていると思いますが、その音声データがあればそれも必ず活用しましょう!

 

過去の動詞はリスニングやスピーキングでもよく使われますので、正しい発音が身についていない状態でスペルだけ覚えてもあまり意味がありません

 

正しく発音できるようにすることも大切です!

 

ネイティブスピーカーの発音を真似して、発音もきちんと身につけていきましょう!

 

③  ノートに書いてスペルを覚える

 

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どのように動詞が変化するのかを覚えなくてはならないので、過去形の動詞のスペルを何度もノートに書いて覚えました。

 

このとき、必ず発音しながら書くようにしてくださいね!

 

ネイティブスピーカーの正しい音声を聴きながら、自分で発音を真似して、ノートに書く!

 

これが一番効果のある覚え方です!ぜひ試してみてくださいね!

 

 

 3  「〇〇は〜しました」の英文を作ってみよう

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 では、実際に過去の英文を作ってみましょう。

 

今回も、手元に紙とペンを用意してくださいね。

 

① 「今朝、私は犬と一緒に公園を歩きました」

 

この日本語を英文に書き換えてみてください。

 

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まずは語順を英語の順番に変えましょう。

 

最初に主語をおいて、その次に動詞を置くルールでしたね。

 

動詞が過去の形になっているか確認してくださいね。

 

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「歩く」の動詞は英語でwalkです。

 

walkは語尾にedをつけて過去形に変えることができますので、動詞の形はwalkedとなります。

 

その後に「犬と一緒に」「公園を」「今朝」を並べて置くと完成です!

 

では、もう一問チャレンジしましょう!

 

②  「昨晩、父はビールを飲みました」

 

こちらの日本語を英文にしてみましょう。

 

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動詞は「飲む」のdrinkを使いますが、drinkは形を変えて過去形を作る動詞です。

 

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drink→drankになっているか確認してくださいね。

 

その後に「何を」飲んだかを表す「ビール」を続けます。

 

そして最後に「昨晩」を置いて完成です。

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

過去の英文は、主語によって動詞の形を変えるか変えないかを判断する必要はありませんが、一方で動詞を過去形に変化させることが必要です。

 

2パターンの過去形のどちらの形に変化させるのかは覚えるまでは大変だと思います。

 

しかし、教科書の本文や文法問題、長文問題、リスニングなど、本当にあらゆる場面で過去形の動詞に出会いますので、いったん覚えてしまうと、それから忘れる間もないくらい頻繁に目にするようになると思いますよ!

 

それほど過去形の動詞はよく英文に使われますので、使いこなせるようになれば、一気にあなた自身の英語の表現力もアップすること間違いなしです!

動詞完全マスターへの道!疑問文と否定文を作ってみよう!【ここで差がつく!文法解説シリーズvol.6】

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こんにちは。現役英語教師のサーです。

 

前回の記事では、基本の文の作り方をご説明いたしました。

 

今回は、相手に何かを質問したいときの疑問文と、「〜しません」と否定を表す否定文の2種類の英文の作り方について解説します。

 

elle-1103.hatenablog.com

 

疑問文は何かを質問するときの英文ですので、特に会話の場面ではよく使われます

 

例えば、外国人の方と仲良くなりたいとき、疑問文を使っていろいろな質問ができれば、相手とすぐに仲良くなれますよね!

 

他にも、疑問文が使いこなせたら、あなたが外国に行ったときに知らない土地で分からないことがあっても、誰にでもすぐに質問することができますから、心強いですよね!

 

また、否定文も大切な文のひとつで、誰かに質問されたとき、その答えが"No"だった場合、それに続く文を作れるようになります。

 

自分の否定の意思をハッキリと相手に伝えることができるようになるのです。

 

例えば、海外旅行に行ったときに怪しい人に話しかけられたりしたら、キッパリとお断りする英語力があれば頼もしいですよね!

 

この疑問文と否定文に前回お伝えした基本の英文も加えて、この3種類の文がしっかりと作れるようになれば、これからどんな応用的な英文にも対応できるようになります

 

しっかりと確実に理解しながら進みましょう!

 

では、実際に作り方をみていきましょう。

 

1  「〇〇は〜しますか」の作り方

 

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「〇〇は〜します」の普通の英文を「〇〇は〜しますか」の疑問文をに書き換えるには、以下のような手順を英文に加える必要があります。

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では、前回の例文「毎朝、朝食にご飯を食べます」の日本語を、疑問文「毎朝、朝食にごはんを食べますか」にしてみましょう。

 

まず、文の先頭にDo/Doesをつけますが、どちらをつけるかは判断が必要です。

 

どちらを選ぶかは、主語によって変わります。また赤い枠の3つのグループを思い出してください。

 

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(1)と(2)のグループに当てはまる主語ならDoを用います。

(3)のグループに当てはまる主語の数が1人または1つの場合Doesをつけましょう。

(1)〜(3)のいずれの主語も2人または2つ以上の複数の場合は、すべてDoを使って疑問文を作ります。

 

では、今回も練習です!手元に紙とペンを準備してチャレンジして下さいね。

 

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上のルールに気をつけながら、下の①〜③の疑問文を作ってみましょう。

 

①「あなたは毎日朝食にごはんを食べますか」

② 「あなたのお父さんは毎日朝食にごはんを食べますか」

③ 「その子たちは毎日朝食にごはんを食べますか」

 

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書けましたか?

 

では、答え合わせです。

 

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すべての疑問文において、動詞は元の形に戻していますか?

 

②の主語はyour fatherですから、文の先頭はきちんとDoesになっているでしょうか?

 

また、最後に?マークは忘れていませんか?

 

ちなみに、疑問文において「私」が主語になると、「私は〜しますか」という自分のことを相手に尋ねる疑問文ができてしまうため、一部の表現を除いては不自然な疑問文となってしまいます。

 

■ 疑問文でよくある間違い

 

疑問文に書き換える文法問題において、間違いやすい例も紹介しておきます。

 

例を参考に、同じ間違いをしないように気をつけてくださいね

 

✔︎ (3)のグループの主語なのにDoを使ってしまう

 

例えば、Do your father eat rice for breakfast every morning? になってしまう間違いパターンが本当にたくさん見られます。

 

Your fatherが主語なら、正しくはDoes your father eat rice for breakfast every morning? ですね。

 

✔︎ 動詞が元の形に戻っていない

 

Does your father eats rice for breakfast every morning? など、eatにsがついたままでは間違いになってしまいます。

 

疑問文は主語に関わらず動詞はすべて元の形に戻さなければなりません。

 

意外と忘れやすいポイントになっています。気をつけてくださいね。

 

✔︎ 文の最後に?マークを忘れている

 

日本語では疑問の文章に「?」をつけることはありませんが、英語では?マークを欠かしてはいけません

 

日本語の文の最後に「 。」(句点)をつけなければならないのと同じで、英語の文を作る上での大切なルールですので忘れないようにしてください。

 

2  「〇〇は〜しません」の作り方

 

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次は「〜しません」の意味の否定文を作ってみましょう。

 

否定文を作る手順は次のとおりです。

 

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この2つの手順だけで、「〜しません」の意味に書き換えることができます。

 

do notを使うか、does notを使うかは、疑問文の時と同じで、どのグループの主語が使われているかによって決まります。

 

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(1)と(2)のグループに当てはまる主語ならdo notを用います。

(3)のグループに当てはまる主語の数が1人または1つの場合does notをつけましょう。

(1)〜(3)のいずれの主語も2人または2つ以上の複数の場合は、すべてdo notを使って否定文を作ります。

 

なお、do notもdoes notも短縮の形を持っています。

 

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どちらも短縮された形をよく用いますので、覚えておきましょう。

 

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では、上のルールに気をつけながら、下の①〜④の否定文を作ってみましょう。

 

① 「私は毎日朝食にごはんを食べません」

② 「あなたは毎日朝食にごはんを食べません」

③ 「私の父は毎日朝食にごはんを食べません」

④ 「その子たちは毎日朝食にごはんを食べません」

 

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できましたか?

 

では答え合わせをしてみましょう!

 

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すべての否定文において、動詞は元の形に戻していますか?

 

③の主語はMy fatherですから、動詞の前につけるものはきちんとdoes notまたはdoesn'tになっているでしょうか?

 

■ 否定文でよくある間違い

 

否定文に書き換える文法問題でよく見られる間違い例も紹介しておきます。

 

間違いパターンを知っておくと、同じ間違いを避けることができますので、参考にしてください。

 

✔︎ (3)のグループの主語なのにdo notを使ってしまう

 

例えば、My father do not eat rice for breakfast every morning. になってしまう間違いパターンが本当にたくさん見られます。

 

My fatherが主語なら、正しくはMy father does not (またはdoesn't)eat rice for breakfast every morning.ですね。

 

✔︎ 動詞が元の形に戻っていない

 

My father does not eats rice for breakfast every morning.など、eatにsがついたままでは間違いになってしまいます。

 

疑問文と同じように、否定文でも主語に関わらず動詞はすべて元の形に戻さなければなりません。

 

こちらもsを残したままにしてしまう人がたくさんいます。慣れるまでは気をつけてくださいね。

 

まとめ

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いかがでしたか?

  

語句の順番は基本の形と変わりません。気をつけるポイントも2つです!

 

doを使うかdoesを使うかは、主語によって決まる

● 動詞は必ず元の形に戻す

 

あと、疑問文の最後には?マークを忘れないでくださいね。

 

前回の内容に引き続き、疑問文も否定文も日常的によく使われる文の形です。

 

さらに、これらの文は、英語で質問したり断ったりするためには欠かすことはできません

 

たくさん練習を重ねて、使いこなせるようになりましょう! 

 

 

動詞完全マスターへの道!基本的な文を作ってみよう!ポイントは順番と動詞の形!【ここで差がつく!文法解説シリーズvol.5】

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こんにちは。現役英語教師のサーです。

 

前回、動詞は「主語の位置に置かれる名詞の種類」と、「その出来事が起きた時」によって形を変えなければならない時があるということをお伝えしました。

 

elle-1103.hatenablog.com

 

どんなに難しい英文でも基本的には同じ構造を持っているので、今回お伝えする文の作り方をもとに基本的な英文を作れるようになれば、それが英語力上達の第一歩となります

 

さらに、その基本の英文の作り方をしっかりとマスターしておくことが、これから英文を「読む・書く・聴く・話す」の全てにおいて土台となるのです。

 

基本的な英文の作り方を曖昧にしたまま先に進むと、必ずどこかでつまずいてしまいます

 

しっかりと理解した上で、一歩一歩進んでいきましょう!

 

では、英文の作り方を説明します。

 

その前にもう一度、下の赤い枠の主語のグループを復習しておきます。

 

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英文を作るときは、基本的にこの主語のグループは常に頭において文を考えなければなりませんので、間違えずに英文が作れるようになるまではその都度見返すようにして下さいね。

 

1  基本的な英文の作り方

 

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当たり前のことですが、日本語と英語は違う言葉です。したがって、文の組み立て方も異なります

 

言いたいことを英語で相手に伝えるためには、日本語から英文が作れるようにならなければなりません。

 

日本語と英語の文の構造の違いを知って、組み立て方を理解すれば、案外簡単に英文は作れてしまうものなのです!

 

では、まずは文の組み立て方について説明します。

 

✔︎ 語順を変える

 

英語を組み立てるときは、日本語とは違う順序で単語を並べます。

 

日本語と比較しながら、英文を作る語順ルールを覚えましょう。

 

「私は図書館で英語を勉強します」という日本語を英語に書き直していきます。

 

下の図を見てください。

 

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この図のように、主語以外のものが前後ほとんど入れ替わってしまいます。 

 

日本語は先頭に主語、文の最後に述語をおくルールで文を作りますので、「どこで」や「何を」にあたる語は、すべてその2つの間に置かれるような仕組みで文を組み立てます。

 

一方で、英語では主語の次には動詞を置くというルールがあります。その後に、「何を」や「どこで」などを付け足していき、文を詳しくしていくのです。

 

共通しているのは、主語を先頭に置くということだけで、あとはごっそり位置が変わってしまいますので、並べ方に慣れておきましょう。

 

ちなみに私の場合、普段から英語を教えている影響もあるせいか、よく日本語の語順が英語の文のようになってしまうことがあります。

 

「昨日、寝ました。9時に。」というような日本語になってしまうときがよくあるんです。

 

英語の語順で考えるクセがついてしまっているのですね。

 

ですが、早く英語の文を間違えずに作れるようになりたい人は、逆に日本語の語順をあえて英語の語順に合わせて変えてみるのもいいかもしれません。

 

そうすれば、日本語を通じて英語の語順に早く慣れることができますよね。

 

✔︎  動詞の形を変える

 

ここでもう一度、赤い枠の主語のグループ分けを思い出しましょう。

 

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文を作るときは、主語をよくみて動詞の形を変えるのか変えないのかを判断して下さい。

 

主語が(3)のグループに当てはまり、さらに数が1人または1つの場合は、動詞の形を「動詞の最後にsまたはesをつけた形」に変えなくてはならないというルールがありますので気をつけましょう。

 

以上の2つのポイントをおさえておけば、簡単な英文ならすぐに作れるようになります!

 

2 「〇〇は〜します」の作り方

 

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先ほど説明した通り、主語の後に動詞を置き、その後に「何を」にあたるものや、「いつ」「どこで」などもっと文を詳しくするための要素を続けて置くと英文が完成します。

 

そしてもうひとつ注意しなければならないことがありますね。

 

主語によって動詞の形を変えなくてはなりませんので、赤い枠の主語のグループも意識しておいて下さい。

 

では、実際に英文を作ってみましょう。手元に紙とペンを用意して下さいね!

 

●「私」が主語のとき 

 

「私は毎朝、朝食にご飯を食べます」という英文を作ってみて下さい。

  

赤い枠の中の主語のグループを思い出して、動詞の形に気をつけましょう。

 

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英文は作れましたか?

 

では答え合わせです。

 

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主語である「私」の後には「〜を食べます」の動詞を置くという順番は必ず守って下さいね。

 

その次には、「何を食べるか」にあたる「ご飯」を置き、その後は「朝食に」「毎朝」が続くと完成です。

 

● その他の主語のとき

 

それでは次に、別の主語に変えて文を作り替えていく練習です。

 

先ほどの英文の主語を、次の①〜④にそれぞれ書き換えてみましょう。

 

① 「私たちは毎朝、朝食にご飯を食べます」

 

② 「あなたは毎朝、朝食にご飯を食べます」

 

③ 「私の父は毎朝、朝食にご飯を食べます」

 

④ 「その子どもたちは毎朝、朝食にご飯を食べます」

 

主語が変わると動詞の形も変えなくてはならないものがありますから、ここでもやはり赤い枠の中の主語のグループをもとに、主語をよくみて動詞の形を決めるようにしましょう。

 

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①〜④まで、全部書けましたか?

 

では、答え合わせです。

 

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③の動詞にはきちんとsがついているでしょうか?

 

③の主語はMy fatherですから、主語のグループは(3)にあたり、なおかつ人数は1人ですから、eatがeatsになっていなければ間違いの英文になってしまうので注意して下さいね。

  

まとめ

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どんなふうに英文を作ればいいか、理解いただけたでしょうか?

 

語句の順番を変えること

主語をよくみて動詞の形に気をつけること

 

この2つのポイントに注意しておけば、簡単に英文は作れるんです!

 

たくさん英単語を覚えて、英文に慣れるためにたくさんの文を作ってみましょう。

 

作り方さえ理解すれば、あとはくり返し練習あるのみです!

 

頑張って英文の語順と動詞の形の変化に慣れていきましょう!

 

次回は、疑問文と否定文の作り方について説明します。